2019年度「図書館情報学教育に資する事業」公開シンポジウムを,以下の日程で行います。参加費は無料です。皆さま,どうぞご参加ください。 ※中止となりました(2020年2月29日)
・テーマ:「隣接領域に学ぶ:学校教育学から図書館情報学につながることとは」
・日 時:2020年3月7日(土)13:30-16:30
・場 所:明治大学駿河台キャンパス グローバルフロント2階4021教室
・申込先:JSLIS2020@gmail.com(お名前(・ご所属)を明記の上,お申込みください)※締切:3月2日
・趣 旨:今日,図書館情報学の学問的基盤の再検討が求められている。図書館情報学のコア領域は何かという本質的議論や,境界・複合領域をどう捉え,その知見を図書館情報学の研究や教育にどう活かすかを考えることは,本学会にとって重要な課題である。
境界領域のうち「学校教育学」は,複雑化する学校教育の現場で実践的課題に対処しようとする分野であり,リテラシーや児童生徒の発達心理学などで研究的蓄積が見られ,学校図書館との関わりも強い。
今回のシンポジウムでは,教育行政的視点,教師の立場,子どもの立場,という3つの視点から,学校教育学の研究状況と図書館の活用可能性について整理し,図書館情報学教育とのつながりを展望したい。教育制度やカリキュラムの中に,システムとしてきちんと学校図書館が位置づけられていく上で,図書館情報学教育には何が求められるのか。また,学校図書館のプログラムが,教育プログラム全体と整合性をもつために意識されることは何か。教育評価の側面や,図書館情報学との学際研究の可能性なども視野に入れながら,幅広く議論していく。
・進 行(予定)
13:30-13:35 開会あいさつ
13:35-13:45 開催趣旨 コーディネータ 岩崎れい氏(京都ノートルダム女子大学)
13:45-14:20 発表① 清水康一氏(京都市教育委員会)
14:20-14:55 発表② 大平睦美氏(京都産業大学)
14:55-15:30 発表③ 酒井邦嘉氏(東京大学)
15:30-15:45 質疑
15:45-16:25 パネルディスカッション
16:25-16:30 閉会あいさつ