新出版企画「2030年代の図書館と情報サービス」シリーズのお知らせ

 日本図書館情報学会では、新しい出版企画として、「2030年代の図書館と情報サービス」をスタートいたします。学会webサイト上に電子ファイルを掲載し、オープンアクセスの形で出版します。

 これまでの出版物とは異なる特徴は、いわゆる「キャリア初期研究者」の出版活動を促進する目的で、執筆支援付きの事業とした点にあります。 執筆期間中、1か月に1回程度、個別に(一部全体で)、メンター(執筆支援担当者)と相談の時間を設けます。つきましては、下記の要領により、第1巻(公共図書館)の執筆者とメンターを公募します。

1.シリーズの内容 
今後10年後を志向するような国内外の図書館と情報サービスの新しい話題を中心とする。
刊行頻度:年1回
構成:全3巻
・第1巻 公共図書館 (試行) 
・第2巻以降 未定(人材育成やサービスなどの特定のトピック、他館種のトピック、図書館以外の情報サービスなど)

2.論文の分量
A4判 10p(約14,400字)程度

3.募集・執筆期間
募集期間:2024年9月1日~10月末日
執筆期間:2025年1月~2025年8月(予定)

4.応募資格(執筆者):
「キャリア初期研究者」に該当する会員(3名程度)
・キャリア初期研究者とは、研究をスタートして間もない研究者を指すことばです。範囲は緩やかに解釈し、大学院の進学歴や修了後の年数などに一律の規定は設けません。個別の事情を勘案し、総合的に判断します。実務者の立場で研究をしておられる方などの応募も歓迎します。
・日本図書館情報学会会員でなくても応募できますが、執筆が決定した際には入会を求めます。

5.メンター
 須賀千絵ほか。応募テーマ等を勘案し、会員から選定します。

6.注意
 本シリーズは、学会出版物として刊行します。『日本図書館情報学会誌』を含め、投稿を未刊行の原稿に限定している学術雑誌等に、本シリーズに執筆した内容と同一の内容を投稿することはできません。

7.申込・問い合わせ
申込
https://forms.gle/rjGsmczcPEDaVLDHA

問い合わせ
日本図書館情報学会出版事業検討ワーキンググループ  pubwg[at mark]jslis.jp
担当:須賀千絵(日本図書館情報学会常任理事)