No.129          2008

 

日本図書館情報学会事務局

305-8550茨城県つくば市春日1-2

筑波大学大学院図書館情報メディア研究科 内

Tel&Fax029-859-1380  E-mail: jslis-info@slis.tsukuba.ac.jp

学会ホームページ: http://wwwsoc.nii.ac.jp/jslis/index.html

郵便振替口座:00160-5-45759 (口座名義=日本図書館情報学会)

 

 

2008年日本図書館情報学会春季研究集会(ご案内)

 

 2008年春季研究集会を、東京大学本郷キャンパスにおいて、下記の要領で開催いたします。会員の皆様には奮ってご参加くださいますよう、宜しくお願いいたします。

 

 参加を希望される方は、春季研究集会事務局宛に、所定の期日までにお申込みくださいますよう、お願いいたします。

 

 

日時:2008329日(土) 930分〜1645 

 

場所:東京大学本郷キャンパス(http://www.u-tokyo.ac.jp/campusmap/map01_02_j.html参照)

(〒113-0033 東京都文京区本郷7-3-1

  赤門総合研究棟(http://www.u-tokyo.ac.jp/campusmap/cam01_08_02_j.html参照)

 

アクセス:地下鉄丸の内線・都営地下鉄大江戸線「本郷三丁目駅」から徒歩10

     地下鉄南北線「東大前駅」から徒歩10

     地下鉄千代田線「根津駅」もしくは「湯島駅」から徒歩15

参加費:会員2,000円、非会員3,000

申込締切:2008317日(月)

申込先:下記の事務局まで、「氏名」、「氏名のよみ」、「所属」、「連絡先(住所、電話番号、電子メールアドレス)」を明記の上、電子メール、もしくは、郵送にて、お申し込みください。電子メールの際は、件名に「【参加申込】」とお書きください。

113-0033 東京都文京区本郷7-3-1

 東京大学教育学部 生涯学習基盤経営コース 内

日本図書館情報学会 春季研究集会 事務局

電子メールアドレス: jslis08@p.u-tokyo.ac.jp

 

※なお、「氏名」、「所属」については、当日配布する「研究集会参加者名簿」に記載させていただく予定です。記載に不都合がおありの際は、その旨お知らせくださいますよう、宜しくお願いいたします。

 

○「参加募集要項」、「発表要旨」については、下記のアドレスにて、ご覧いただくことができます。

参加募集:http://wwwsoc.nii.ac.jp/jslis/events/spring_2008_2.html

発表要旨:http:// wwwsoc.nii.ac.jp/jslis/events/spring_2008_3.html

 

【春季研究集会の参加費について】

329()に東京大学で開催予定の春季研究集会は,32件の発表となりました。予想を超えた発表申込みがあり,夕方5時までしか会場が借りられないこともあり,午後は三会場での開催となります。

会場が増えることにより,会場使用料の増加,アルバイトの学生の増員が求められ,発表数の増加のため発表要綱のページ数,発行部数を増やす必要があります。

以上の事情を勘案すると,当初予定の参加費(会員1,000円、非会員2,000円)では,運営が困難であるという判断にいたりました。そこで,研究委員会,常任理事会での検討を経て,参加費を、会員2,000円,非会員3,000円とすることにいたしました。参加費を値上げすることになり,誠に恐縮ですが,あらかじめご諒承下さいますようお願い申し上げます。

2008年度春季研究集会プログラム

 

 

第1部会

第2部会

第3部会

9:3010:00

濱田幸夫(筑波大学)

「公立図書館を新規設置する市町村における取組と課題」

西村有香(筑波大学大学院)・大庭一郎(筑波大学)

「日本の国語科教育における読書指導の位置づけ」

 

10:0010:30

木川田朱美(筑波大学(学部))・辻慶太(筑波大学)

「国立国会図書館における成人向け出版物の納本状況」

松田ユリ子(東京大学大学院)・今井福司(東京大学大学院)・奥泉香(日本体育大学女子短期大学部)・立谷衣都子(東京大学大学院)

「雑誌文献に見る、日本の中学校におけるメディア・リテラシーの実践」

 

10:3011:00

松本直樹(東京大学大学院)・根本彰(東京大学)

「公立図書館の事業採用における意思決定要因」

天野由貴(愛知淑徳大学大学院)

「高校生の情報探索過程におけるメタ認知的記述の分析」

 

11:0011:30

安形麻理(慶應義塾大学)・石川透(慶應義塾大学)・上田修一(慶應義塾大学)・田村俊作(慶應義塾大学)

「日本における読書画像と読書史」

今井福司(東京大学大学院)・平久江祐司(筑波大学)・安藤友張(九州国際大学)

1930年代〜40年代のアメリカ南部における学校図書館専門職養成:LIPER2 学校図書館班調査報告」

 

昼休み(1時間)

 

12:3013:00

池谷のぞみ(米国Palo Alto Research Center)・田村俊作(慶應義塾大学)・三輪眞木子(メディア教育開発センター)・越塚美加(学習院女子大学)・斎藤誠一(千葉経済大学短期大学部)・齋藤泰則(明治大学)

「ビジネス支援サービスの設計と運営」

石田栄美(駿河台大学)・宮田洋輔(慶應義塾大学大学院)・池内淳(筑波大学)・安形輝(亜細亜大学)・野末道子(鉄道総合技術研究所)・上田修一(慶應義塾大学)

「生存分析からみた学術論文PDFファイルのクローリング」

坂本俊(筑波大学大学院)・気谷陽子(筑波大学附属図書館)・原淳之(筑波大学)・山本順一(筑波大学)

「大学1年生の情報リテラシー教育の効果に関する研究:筑波大学総合科目「図書館情報リテラシー」」

13:0013:30

魚住真司(関西外国語大学)

「公共図書館における情報発信教育と実践:米パブリック・アクセス制度と公共図書館のコラボレーションに見る市民メディアのかたち」

三根慎二(慶應義塾大学)

「学術情報メディアとしてのarXivの位置づけ」

市古みどり(慶應義塾大学大学院)

「教育評価研究に基づく情報リテラシー教育の評価研究の批判的検討」

13:3014:00

杉江典子(駿河台大学)

「公共図書館における利用者の情報探索行動:半構造化インタビューに基づく質的分析」

榊原真奈美(愛知淑徳大学大学院)・野添篤毅(愛知淑徳大学)

「医学雑誌論文における利益相反開示状況の変化」

平岡君啓(広島大学大学院)

QAA(高等教育水準保証機関)策定「図書館情報学」学位基準の我が国への示唆」

14:0014:30

作野誠(愛知学院大学歯学・薬学図書館情報センター)

米子市立図書館来館者の図書館サービスの認知状況と満足度及び図書館イメージの関係に関する考察」

後藤宣子(愛知淑徳大学大学院)

CiNiiにおける人文・社会科学分野論文」

根本彰(東京大学)・上田修一(慶應義塾大学)・小田光宏(青山学院大学)・北克一(大阪市立大学)・三輪眞木子(メディア教育開発センター)・永田治樹(筑波大学)・平久江祐司(筑波大学)・吉田右子(筑波大学)

LIPER2図書館情報学検定試験(2007年準備版)の結果分析」

休憩(15分)

 

14:4515:15

松原貴幸(東京大学大学院)

1970年代初頭の図書館員の専門性に関する議論:図書館学教育基準委員会と図書館員の問題調査研究委員会」

松林麻実子(筑波大学)・歳森敦(筑波大学)・千葉聖子(筑波大学(学部))・池内淳(筑波大学)・永田治樹(筑波大学)

「インターネット調査を用いた書店利用行動の分析:オンライン書店とリアル書店利用の実態」

長澤多代(長崎大学大学教育機能開発センター)

「教員と図書館員の連携構築を図るファシリテーターとしての図書館員による教員へのアプローチ:グラウンデッド・セオリーの手法を用いたアーラム・カレッジのケース・スタディ」

15:1515:45

河村俊太郎(東京大学大学院)

「東京帝国大学の図書館組織における商議会の役割及び部局と中央館の関係について」

池内淳(筑波大学)

「本の生態系T:オンライン書店における販売順位の時系列解析」

長谷川豊祐(慶應義塾大学大学院)

「大学図書館における館員数の変化と課題」

15:4516:15

松林正己(中部大学附属三浦記念図書館)

「図書館情報学研究におけるネオプラグマティズム(リチャード ローティ)受容とその評価の試み」

前田稔(東京学芸大学)

「病院患者図書館調査と図書館間連携:健康フォーラムの形成」

小泉公乃(慶應義塾大学大学院)

「蔵書評価で用いるチェックリストの比較」

16:1516:45

藤野寛之(聖トマス大学)

Aslibにおける情報活動の変遷:その成立過程と研究団体への転換の意義」

宮田洋輔(慶應義塾大学大学院)

「日本の図書館目録における書誌的家系」

佐藤翔(筑波大学(学部))・逸村裕(筑波大学)

「大学図書館のアウトソーシングと組織デザイン」

 

*所属はスペースの関係で、教員の方は大学名まで、院生の方は「大学院」、学部生の方は「(学部)」で統一させていただきました。

 

各委員会・事務局から

 

図書館情報学検定試験実行可能性検討委員会の設置について

「情報専門職の養成に向けた図書館情報学教育体制の再構築に関する総合的研究」(LIPER)で提示された図書館情報学教育改革案の日本図書館情報学会としての実行可能性を検討するための臨時委員会の答申に基づき,検定試験を検討するため「検定試験実行可能性検討委員会」が設置されました。

委員長:根本彰

委員:上田修一、小田光宏、北克一、永田治樹、吉田右子

 

学会活動貢献賞の報告

 2007年度から本学会の運営,事業,会員サービスの向上等に関して,その功績が顕著であると認められる学会員に贈呈される「学会活動貢献賞」が設けられました。20071014日の理事会において,第36(2007年度)の学会活動貢献賞について総務委員長より報告があり,審議の上承認されました。同日の臨時総会終了後,授賞式をおこないました。受賞者と受賞理由は下記の通りです。

 

・学会活動貢献賞

池内淳 氏(筑波大学大学院図書館情報メディア研究科)

・受賞理由

日本図書館情報学会ウェブサイトの運営管理をはじめとする積年にわたる学会活動への貢献による。

 

『図書館情報学用語辞典第3版』刊行

  20059月より編集を進めてきた『図書館情報学用語辞典第3版』が刊行となりました。

    発行日:200712月下旬

    体 裁:A5判 296ページ

    価 格:3,800円+税

    発行所:丸善

 第2版の1805項目に対して,追加・削除を行い1840項目となりました。項目選定にあたっては,ハンディな冊子体辞典という特徴を保つために語数の増加を抑えました。また、『学術用語集 図書館情報学編』(1997)の収録語を中心に解説するという初版以来の方針は継承しつつも、用語の利用実態を鑑みて一部の語については日本語見出しの変更を行いました。もちろん既存項目についても最新の状況を反映するように改訂しています。

 執筆下さった方々にお礼申し上げます。『図書館情報学用語辞典第3版』の新規項目執筆者の方々には原稿料として1冊を進呈します。

図書館情報学用語辞典編集委員会

 

『図書館情報学用語辞典第3版』の割引販売

 会員の方々が『図書館情報学用語辞典第3版』を購入する場合,下記の割引があります。

 (1) 本辞典の項目執筆者

 2割引(送料は出版社負担)で購入可能です。冊数に制限はありません。 ただし,公費による購入手続きはいたしません。郵便局もしくはコンビニでの支払いとなり,手数料はありません。

 申し込みは,直接に丸善の池田和博氏あてに「名前,届け先住所,電話 番号,冊数」を報せて下さい。

 〒103-8245  東京都中央区日本橋 3-9-2 丸善株式会社出版事業部 池田和博宛

 Fax 03-3272-0527 E-mailk_ikeda@maruzen.co.jp

(2) その他の個人会員

 1割引(+税金)で購入可能です。ただし送料380円が必要です。また,丸善刊行の図書館情報学関連書を『図書館情報学用語辞典第3版』を含め2冊以上購入の場合は1割引(+税金)で,送料は出版社負担となります。申し込み方法は,下記リンクをご覧下さい。

 

http://pub.maruzen.co.jp/space/toshokan_jouhou/index.html

ID toshokan

PW jouhou3

 

『日本図書館情報学会誌』投稿募集

 投稿はいつでも受け付けております。会員の皆様,どうぞ,ふるってご投稿ください。投稿にかかわる要領等は,512号(20056月号)に掲載してありますので,ご参照願います。投稿規程が改定されていますので,新しい投稿規程に基づいて投稿されますよう,お願い申し上げます。投稿原稿の送付先・連絡先は下記の通りです。

 

   150-8366 東京都渋谷区渋谷4-4-25

     青山学院大学文学部 小田光宏方

     日本図書館情報学会編集委員会

      Email: m-oda@cl.aoyama.ac.jp

 

編集委員会からのお知らせ

 今期の編集委員会は,3月を持って任期満了となり,4月からは,新しい編集委員長のもとで,編集活動が行われます。これに伴い,編集委員会の所在地(投稿論文の送付先)も変更になります。したがいまして,会員の皆様の中で,3月中旬以降に投稿をお考えになっている場合,送付先にご注意いただきますよう,お願い申し上げます。

 なお,新しい所在地につきましては,決定次第,会報等でお知らせいたします。

 

2007年度会費納入のお願い

2007年度までの会費未納の方は,すみやかに会費を納入くださいますようお願い申し上げます。振込先:郵便振替口座:00160-5-45759 (口座名義=日本図書館情報学会)

 

会員情報の変更について

住所、電話番号、所属先、メールアドレス、会員種別等の変更につきましては、学会ウェブサイトの「会員情報変更申請書」(下記URL)にご記入いただき、事務局までメールでお送りください。なお学会への論文投稿等で緊急な連絡が必要な場合、事務局にお届けの個人情報を利用してご連絡を差し上げる場合があります。

 

会員情報変更申請書:http://wwwsoc.nii.ac.jp/jslis/membership_3.html

会員情報に関する問い合わせ先:jslis-info@slis.tsukuba.ac.jp

 

 退会については特に書式はございませんので、メールもしくは郵送にてご連絡ください。2007年度末の退会届け出は、2008年5月31日が締め切りです。2007年度の会費はお支払いください。

 

メールマガジンについて

 総務委員会では,メールマガジンを発行しています。他団体等からのお知らせのうち,会報でご案内できないもの,および会員からの投稿を主な内容とし,随時(お知らせする案件が発生次第)発行しています。 講読ご希望の方は,jslis-info@slis.tsukuba.ac.jpまで電子メールでお申込ください。

 バックナンバーは,以下のURLにあります。 <http://wwwsoc.nii.ac.jp/jslis/mm/>

 

 

事 務 局 受 領 資 料 リ ス ト

 

・電気通信普及財団『電気通信普及財団 研究調査報告 No. 22』(CD-ROM

・畠山珠美ほか『図書館の再出発 ICU図書館の15年』(大学教育出版)

※会員の皆様が図書館情報学関係の著作を刊行された際には、可能であれば事務局まで1部お送りいただければ幸いです。