============================================================================             日 本 図 書 館 学 会 会 報            No.84(WWW版)               1997年4月 ◎「WWW版会報」の内容は、印刷発行の会報と一部異なることがあります。 ============================================================================ ◆1997年度日本図書館学会春季研究集会(ご案内)  先に会報第83号でご案内いたしましたように、今年度の春季研究集会が下記の要領で 開催されます。今年度は春季としては今までにない15件もの発表があります。多彩 な内容の発表に対して、多数の会員が参加され、討論に加わっていただけますようご 案内申し上げます。  配布資料等の準備の都合上、参加を希望される方は、葉書か電子メールで、氏名、 所属、会員種別、連絡先、第1部〜第3部のうちの希望の部を明記の上、下記研究集 会事務局宛、所定の期日までにお申込み下さい。 日 時  1997年5月17日(土) 9:00-18:00 場 所  中央大学駿河台記念館 670号室      東京都千代田区神田駿河台3丁目11番5号      交通 中央線「お茶の水」駅聖橋方面出口下車徒歩3分 時間割  9:00〜9:10  開会あいさつ      9:10〜11:40  研究発表第1部      11:40〜12:30 昼食      12:30〜15:00 研究発表第2部      15:00〜15:20 休憩      15:20〜17:50 研究発表第3部      17:50〜18:00  閉会あいさつ 参加費  無料 参加申込締切 1997年5月6日(火)(連休にご注意ください) 申込先  下記研究集会事務局まで、葉書か電子メールで。 (申込のない方には資料の配布ができません) 事務局  日本図書館学会春季研究集会事務局      113 東京都文京区本郷7-3-1 東京大学教育学部 根本彰気付      TEL 03-3812-2111 内3975      Fax 03-5800-6810      電子メール anemoto@educhan.p.u-tokyo.ac.jp 〈研究発表プログラム〉 *発表者の所属は申込時点のものです。 第1部(9:10-11:40) 1 9:10-9:40 安形輝、金宣伶(慶應義塾大学大学院) 情報源の価値の定量的評価--最適採餌理論におけるパッチモデルの応用 2 9:40-10:10 山口真也(図書館情報大学大学院)   山谷地区ホームレスに対する公共図書館サービスの現実と課題 3 10:10-10:40 林炯延(東京大学大学院)   OPACユーザインタフェース機能の日韓比較--6大学を中心に 4 10:40-11:10 大庭一郎(図書館情報大学) 『大学図書館の業務分析』(1968)の意義--日本の大学図書館における専門的     職務と非専門的職務の分離の試み 5 11:10-11:40 平久江祐司(大学非常勤講師)  米国学校図書館員の資格要件とその養成課程--1980年代の教育改革期に おける転換 第2部(12:30-15:00) 6 12:30-13:00 村主朋英(愛知淑徳大学)   幕末・維新期の日本における情報と知識--情報史研究における新しいアプロ ーチの確立へ向けて 7 13:00-13:30 工藤一郎(大阪学院大学国際学部)  18c蔵書家のコレクターズ・マニュアル--清孫従添『蔵書記要』の周辺 8 13:30-14:00 石川亮(一橋大学附属図書館)   大学改革に伴う図書館変貌の一事例 9 14:00-14:30 後藤暢(専修大学文学部)  公共図書館における戦略的経営論 10 14:30-15:00 薬袋秀樹(図書館情報大学)  公立図書館における規制緩和 第3部(15:20-17:50) 11 15:20-15:50 久野高志(愛知淑徳大学大学院)   サーチエンジンの類型化--ディレクトリ検索機能を中心に 12 15:50-16:20 渡辺智山(愛知淑徳大学大学院)  「共有」概念と図書館--電子図書館を考える 13 16:20-16:50 廣田慈子(愛知淑徳大学大学院)  公共図書館におけるインターネットパブリックアクセスの現状--米国公共図     書館の事例 14 16:50-17:20 吉田右子(東京大学大学院)  Bernard Berelsonの公共図書館利用者論--「公共図書館調査」の報告書を中心に 15 17:20-17:50 河井弘志(立教大学文学部)  図書館学の遺産--ドイツ図書館学史のために ◆お知らせ ●研究助成金の公募  本学会では、図書館学振興のために、会員が自発的に計画した研究調査の遂行な らびにその結果の取りまとめに要する経費の一部を助成する事業を1980年度より実 施しています。  今年度は下記の要領で募集を行います。            記 1.助成額  1件につき5〜10万円程度   (5件に交付予定) 2.応募条件 a. 本学会の正会員、学生会員で、個人もしくはグループで行う研究あるいは調査   であること b. 研究成果(経過)報告書(400字程度)を1998年3月末に提出すること c. 研究成果を学会年報、研究大会、春季研究集会等で3年以内に発表すること 3.選 考  「研究費助成申込書」に基づいて研究委員会が選考する。結果は郵便により応募  者に直接通知する。なお、『論集・図書館情報学研究の歩み』のテーマに関する  研究に対しては、優先的に助成金を交付する方向で考えている。 4.応募方法  以下の事項(a〜e)を記載した「研究費助成申込書」(所定の用紙はないが、A4  版横書きが望ましい)を、1997年5月末日までに郵送すること。 a. 研究代表者および研究分担者の氏名、所属、年齢、連絡先 b. 研究題目 c. 研究目的 d. 研究計画・方法 e. 研究成果の発表方法および時期  《送付先》   〒112 文京区白山5-28-20   東洋大学社会学部図書館学研究室内   日本図書館学会研究委員会 ●「論集・図書館情報学研究の歩み」 第18集〜20集のテーマ決定  すでに『図書館学会年報』42巻4号でお知らせいたしましたように、論集の第18 集から20集までのテーマが決まりました。18集については、執筆者の募集も行って おります。ご参加を検討くださいますようお願い申しあげます。詳しくは、上記の 『年報』p.235-236をご覧ください。 第18集(1997年募集、1998年発行)  「図書館情報学のアイデンティティ」 第19集(1998年募集、1999年発行)  「情報検索の理論と実際(仮)」 第20集(1999年募集、2000年発行)  「21世紀の図書館と図書館員(仮)」 ◆記録管理学会1997年大会のお知らせ  記録管理学会の'97年大会を以下の要領で開催致します。今年のテーマは、教育 と専門職養成ですので、学会員の方々には、興味深い大会と存じます。奮って御参 加下さい。プログラムの詳細等については、下記問合先までご連絡下さい。  日   時:1997年5月23日(金)〜24日(土)  会   場:近畿大学 11月ホール 小ホール  交   通:近鉄大阪線長瀬駅下車 徒歩約15分 (JR新大阪駅から約1時間)  参 加 費:無料(資料代数千円程度必要) 懇親会費4500円  大会テーマ:記録管理学教育と専門職養成  プログラム(概要):    23日 見学会(大阪市立大学)/開会式・総会/記念講演/研究発表/懇親会    24日 研究発表/シンポジウム「記録管理学教育と専門職養成」  ホテル案内:朝日プラザホテル千日前        (大阪市中央区千日前1-9-7 TEL:06-211-1011)        地下鉄・近鉄日本橋駅から徒歩3-4分、同難波駅から徒歩約4-5分        近大まで約30分        (記録管理学会参加ということで予約すれば、サービスしてくれます)  申込・問合先:    田窪直規(大会実行委員長)    〒577 東大阪市小若江3-4-1 近畿大学 短期大学部    TEL:06-721-2332 FAX:06-728-7546  申込締切:5月8日(木)