◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇  日本図書館情報学会 メールマガジン      No.483(2023/1/6)                   日本図書館情報学会総務委員会                      E-mail: somu@jslis.jp                      WWW: https://jslis.jp/ ◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇ ■目次 ◆日本図書館研究会第64回(2022年度)研究大会のお知らせ ------------------------------------------------------------------- ◆日本図書館研究会第64回(2022年度)研究大会のお知らせ 下記により,日本図書館研究会第64回(2022年度)研究大会を開催します。 例年どおり,1日目に個人研究発表とグループ研究発表を行い,2日目は 「『図書館学の五法則』の実践(ランガナタン没後50年)」をテーマに シンポジウムを行います。多くの方が参加されることを期待します。  記 日時:2023年3月4日(土)〜5日(日) 会場:同志社大学(今出川キャンパス 良心館 RY101教室)     https://www.doshisha.ac.jp/information/campus/imadegawa/overview.html     〒602―8580 京都市上京区今出川通り烏丸東入     ■地下鉄烏丸線「今出川」駅から徒歩1分,     ■京阪電車「出町柳」駅から徒歩15分,     ■バス停「烏丸今出川」から徒歩1分 開催形式:対面のみ(配信はありません) 参加費:会 員 1,500円     非会員 2,500円(団体会員は「非会員」扱いとなります)     学 生 500円(会員学生は「学生」となります) 参加申込:2023年2月17日(金)までに,当会ホームページの      入力フォーム・Emailでお申し込み下さい。      (出来るだけフォームからの申込をお願いします。)      *入力フォーム:https://forms.gle/T85cX8BDLtyB6xXL7 ※Googleフォームから記入内容を記載したメールが送られますので,  ご確認ください。このメールが届かない場合は受付できていない  可能性がありますので,下記のアドレスにご連絡ください。 *Email:nal64taikai@gmail.com(本件専用アドレス)あて *振込期限も2月17日(金)としますので,早めの手続きを  お願いします。(原則返金はいたしません。)  振込確認をもって参加受付受領とします。   ゆうちょ銀行 振込用口座 00910―0―57558   口座名 日本図書館研究会  (他金融機関からの振込用口座番号 099店 当座 0057558)  「お名前,研究大会参加費,会員or非会員or学生の別」を明記してください。 予稿集:事前にダウンロードページURLをご案内しますので,各自でダウンロード,     印刷をしておいてください。冊子体が必要な方は申込時に注文をしてく     ださい。当日,会場にて有償(参加費外 500円程度)でお渡しします。 その他:  ●感染状況により,オンライン開催に変更することもあります。  ●以下のことについてご希望の場合は,お申込みの際にお知らせください。   @ 手話通訳(日本手話・日本語対応手話)・音声読み上げ用の予稿ファイルをご 希望の方   A 出張での参加のため公式文書や請求書(銀行振込用)の必要な方   B 参加者名簿(配布用)にお名前・ご所属の掲載を希望されない方     (ご指示がない場合は,お申込みのとおり記載のうえ,参加者に配布します)  ●@をご希望の方は,手配等に時間がかかりますので,できるだけ早くご連絡くださ い。   またご要望に応えられない場合がございます。  ●申込時に入会いただきますと,参加費は「会員」扱いとなります。ぜひこの機会に 入会を   ご検討ください。 ◇第64回研究大会プログラム◇ 第1日(2023年3月4日) 受付 10:00〜 開会挨拶  理事長 原田 隆史 10:30〜10:40 ●個人研究発表(発表15分,質疑5分) 司会:研究委員 1.『図書館年鑑』にみる「住民運動による要望等」の動向について〜1982年版か ら2021年版の調査を通して〜    嶋田 学(京都橘大学) 10:40〜11:00 2.国際バカロレアディプロマプログラム(IBDP)一条校の図書館・図書館員と他のス テイクホルダー間の多様な協働の現状と展望    中田 彩,ダッタ・シャミ 11:00〜11:20 〈休 憩〉 11:20〜11:30 ●グループ研究発表(発表20分,質疑10分) 司会:研究委員 1.社会的公正と図書館サービス:米国の動向から見た韓国の現状,課題,展望  図書館サービス研究グループ  鎌田 均,孫 誌衒 11:30〜12:00 2.書評紙(誌)・出版業界紙(誌)の消長と図書館におけるアベイラビリティ  図書館学資料保存研究グループ  家禰 淳一,志保田 務 12:00〜12:3 0 〈昼食・休憩〉12:30〜13:30 3.教育データの利活用に関する検討状況に関する考察〜学校図書館の関わりから〜  「マルチメディアと図書館」研究グループ 川瀬 綾子,西尾 純子,村上 泰子  13:30〜14:00 4.『学校司書研修テキスト』と参考素材の提案  学校図書館研究グループ 羽深 希代子,中村 由布,長田 怜奈 14:00〜1 4:30 5.「学校図書館情報サービス論」と「学校図書館サービス論」の授業内容の検討  図書館学教育研究グループ 岡田 大輔,吉澤 小百合,坂本 俊,高畑 悦子 1 4:30〜15:00 〈休 憩〉15:00〜15:15 6.アメリカの学校図書館の歴史:全米学校図書館基準を中心に  比較図書館情報学研究グループ 坂下 直子,大城 善盛,浅川 功治 15:15 〜15:45 7.日米に於ける目録作成の違い:BIBCOの現状分析を通じて  情報組織化研究グループ 中野 ひかる,今野 創祐,和中 幹雄 15:45〜1 6:15 8.日本図書館協会施設委員会の活動 1960〜70年代を中心に(2)  オーラルヒストリー研究グループ 奥泉 和久 16:15〜16:45 〈休 憩〉16:45〜17:00 ●その他 図書館研究奨励賞  選考委員長 前川 和子 17:00〜17:20 会務報告      事務局長  松井 純子 17:20〜17:30 第2日(2023年3月5日) シンポジウム 『図書館学の五法則』の実践(ランガナタン没後50年) 受付 9:30〜 テーマ設定の趣旨(研究委員:今野 創祐) 10:00〜10:10 ●発表 司会:研究委員 報告1 ランガナタン『図書館学の五法則』再考:本の利用が当たり前になったこの時 代に  吉植 庄栄(盛岡大学文学部准教授) 10:10〜11:10 報告2 Every person / Every bookに図書館は寄与できているのか:利用研究から見 る第二・第三法則の現状  佐藤 翔(同志社大学免許資格課程センター准教授) 11:10〜12:00 〈昼食・休憩〉12:00〜13:00 報告3 第四法則 利用者の時間を節約せよ:ヴァーチャルレファレンスサービスのこ れからを考える  松野 南紗恵(明治大学大学院文学研究科博士後期課程) 13:00〜13:50 報告4 有機的であること:Growing organism-Organic Organization-Network commun ication」  平賀 研也(日本大学芸術学部非常勤講師,前県立長野図書館長) 13:50〜1 4:40 〈休 憩〉14:40〜15:00 ●討議(途中休憩を含む) 15:00〜16:30  吉植 庄栄(コーディネーター),佐藤 翔,松野 南紗恵,平賀 研也  閉会挨拶  研究委員長 日置 将之 16:30 【シンポジウムの趣旨】  2022年は,世界中の図書館関係者に著名なインドの図書館学者・実務家・運動家であるS.R.ランガナタン(Shiyali Ramamrita Ranganathan,1892―1972)の生誕130周年,没後50年の年である。ランガナタンといえば,特に1931年刊行の『図書館学の五 法則(The five laws of library science)』が非常に有名であり,その中でも第五法則「図書館は成長する有機体である。(A library is a growing organism.)」は様々な機会に目にする。  図書館業務のエッセンスとして提唱されたこの『五法則』は,現場で指針や判断を考える上でその土台となるもので,非常に有益である。図書館は長年,社会と技術の変化に大きくさらされ日々変化を迫られているが,約90年前に刊行された『五法則』はいまだに図書館の中に生き続けている。高度情報社会の到来,資料の電子化,ラーニングコモンズ,指定管理者制度・業務委託,少子・高齢化,新型コロナウイルス感染症対応……様々な変化の中,我々は図書館の変わらぬ何を頼りに図書館を成長させて行けば良いのであろうか?  そこで本シンポジウムでは,第一から第五法則の各法則に関連する実践者や研究者に 登壇して頂き,それぞれの実践や研究などによる知見からの報告・所見・提言を頂く。それを基に会場との議論を深めて,S.R.ランガナタンと『図書館学の五法則』を再考するものである。本会を通して,この混沌とした現代社会で図書館を支える現場の人々の心の中に,日々の業務の拠り所が生まれることを企図するものである。 ------------------------------------------------------------------- ・このメールマガジンは,図書館情報学や図書館に関する情報の提供を主な  目的として,当学会会員(希望者)を対象に不定期に発行されています。 ・掲載を希望される場合(非学会員も可)は,記事原稿を当学会総務委員会 (somu@jslis.jp)まで電子メールにてご送付ください(「件名」は「メール  マガジン掲載希望」)。なお,送付いただいた記事原稿は編集する場合が  あります。掲載までに時間がかかる場合や掲載できない場合があります。 ・メールマガジンの配信先変更は当学会ウェブサイトの会員情報の変更を参考  の上(https://jslis.jp/membership/modification/),当学会事務局までご連絡  下さい。 ・このメールマガジンは,等幅フォントで最適化されています。 ・バックナンバーは,当学会ウェブサイト (https://jslis.jp/publications/emagazine/)に掲載されています (発行から一定時間経過後に掲載いたします)。 --------------------------------------------------------------------