◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇  日本図書館情報学会 メールマガジン      No.509(2024/2/22)                   日本図書館情報学会総務委員会                      E-mail: somu@jslis.jp                      WWW: https://jslis.jp/ ◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇ ■目次 ◆第1回Science of science研究会 ------------------------------------------------------------------- ■第1回Science of science研究会 https://sciscijp.github.io/scisciconfJP2024/ ■開催概要 ○日程:2024年3月16日(土)・17日(日) ※1日目:15:00-18:00,2日目:9:00-17:30 ※1日目終了後に懇親会を予定しています ○場所:東京大学 伊藤国際学術センター 3階中会議室 https://www.u-tokyo.ac.jp/adm/iirc/ja/access.html ○発表申込〆切:2024年3月1日(金) ※ポスター発表のみ. ※予稿集等は作成せず,既発表の内容も受付けます. ○参加申込〆切:2024年3月8日(金) ※参加費等は無料 ■Science of scienceとは? https://sciscijp.github.io/scisciconfJP2024/about/ 「Science of science」は,主にビッグデータや情報処理技術を用いて,科学を取り巻くメカニズムを明らかにすることに取り組む学際的な学問領域の総称として用いられています. 類似した分野として,科学史・科学哲学・科学社会学・科学計量学・図書館情報学・政策のための科学といった科学を対象とする学問はありますが,Science of scienceは計算的(computational)なアプローチで科学の裏にある構造に迫る学問領域である点が特徴的です. Science of scienceの対象は,論文数・引用・共著などの伝統的な学術情報の分析に留まらず,科学活動に関わる多様なエージェント同士のインタラクションを地理的・時間的なスケールで理解するという,さらに広いスコープを持っています. また,政策科学的な側面を持っていることもScience of scienceの特徴です.論文に限らず研究に関するあらゆる情報が活用され,科学を加速させるツールや政策を開発しています. 学術情報の解析は政策や組織運営などへの実務的な示唆を得られることに留まらず,研究として考えたときにも,学術情報には自然言語処理やネットワークサイエンスの観点からも未発見の面白い構造を内在していると考えられています. 近年では学術情報に関するオープンなデータも充実しており,以下のようなデータがよく解析されています. ・論文書誌情報から構築された共著・引用ネットワーク ・論文書誌情報にある所属機関や国や著者名などの情報 ・タイトルやアブストなどの自然言語テキスト ・上記とSNSデータや特許データなどとの組み合わせ ■研究会のスケジュール https://sciscijp.github.io/scisciconfJP2024/program/ [1日目] OpenAlexという1億件以上の論文データが納められた無料データベースをPythonで分析するチュートリアル [2日目] 研究者および実務家による招待講演,ならびに一般発表(ポスター発表) ------------------------------------------------------------------- ・このメールマガジンは、図書館情報学や図書館に関する情報の提供を主な  目的として、当学会会員(希望者)を対象に不定期に発行されています。 ・掲載を希望される場合(非学会員も可)は、記事原稿を当学会総務委員会 (somu@jslis.jp)まで電子メールにてご送付ください(「件名」は「メール  マガジン掲載希望」)。なお、送付いただいた記事原稿は編集する場合が  あります。掲載までに時間がかかる場合や掲載できない場合があります。 ・メールマガジンの配信先変更は当学会ウェブサイトの会員情報の変更を参考  の上(https://jslis.jp/membership/modification/)、当学会事務局までご連絡  下さい。 ・このメールマガジンは、等幅フォントで最適化されています。 ・バックナンバーは、当学会ウェブサイト (https://jslis.jp/publications/emagazine/)に掲載されています (発行から一定時間経過後に掲載いたします)。 --------------------------------------------------------------------