◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇ 日本図書館情報学会 メールマガジン      No.548-1(2025/8/29)                   日本図書館情報学会総務委員会                      E-mail: somu@jslis.jp                      WWW: https://jslis.jp/ ◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇ *今回のメールマガジンは2通(No.548-1,No.548-2)に分けて配信しています。 ■目次 ◆知識組織論研究会 2025年度 公開シンポジウムのお知らせ ◆座談会「SLA最後の年次総会から考える―情報専門職が集う“場”のこれから」のご案内 ◆シニア情報知識学研究部会2025年度第2回卓話会(通算第25回) ------------------------------------------------------------------- ◆知識組織論研究会 2025年度 公開シンポジウムのお知らせ https://sites.google.com/view/korgj/symposia 生成AI時代の図書館情報学  —知識組織論とドキュメンテーションスタディーズ— 主催:知のレファレンス研究会(JSPS科研 25K15817) 日時:2025年10月25日(土) 午後1時-4時 場所:オンライン(Zoom) *但し,登壇者は対面で議論を行います。 参加料:無料 司会:橋詰秋子 講演:根本彰 「ビアウア・ヤアランと知識組織論,ドメイン分析」    塩崎亮・大沼太兵衛 「ニルス・ロンとドキュメンテーションスタディーズ」 コメンテータ    古賀崇(専門情報論分野)    矢田竣太郎 (生成AI分野) シンポジウム趣旨   図書館情報学は,蓄積した情報から利用者の質問に適合したドキュメントを提供する研究領域である。これに対して,生成AIがあらゆる問いに対して,過去に蓄積したテキストから上手に回答を引き出してくれるとされる。とすると,図書館情報学として,生成AIを前提とした状況に対応するための論理が用意できるのかどうかは,重要な課題である。  最近,図書館情報学がドキュメントやそれに含まれる知識に対してどのような理論的,実践的アプローチをしてきたのかを示す2著が翻訳された。その2著とは次のものである。   ビアウア・ヤアラン著,根本彰訳『知識組織論とはなにか—図書館情報学の展開』勁草書房, 2025年8月刊行  ニルス・ヴィンフェルト・ロン著,塩崎亮,大沼太兵衛訳『記録される知の理論のために—ドキュメンテーションスタディーズ入門』丸善出版,2025年10月刊行予定  シンポジウムでは,2著を手がかりに,専門情報分野や生成AI分野に詳しい専門家をお呼びして公開の場で議論し,参加者全員で理解を深めたい。 ------------------------------------------------------------------- ◆座談会「SLA最後の年次総会から考える―情報専門職が集う“場”のこれから」のご案内 一般社団法人情報科学技術協会(INFOSTA)が、特定非営利活動法人日本農学図書館協議会(JAALD)との共催により、座談会「SLA最後の年次総会から考える―情報専門職が集う“場”のこれから」を東京農業大学国際センター(東京都世田谷区)における会場参加及びオンラインで開催します。 イベントの趣旨として、存続が課題となっている米国専門図書館協会(SLA)の将来の方向性について議論が行われた2025年のSLA年次総会の報告を起点として、情報専門職が直面する国際的な潮流を見つめ直す機会とするとしています。 オンサイトでの参加費は2,000円、オンライン参加は無料です。いずれも、事前申込みが必要です。 【開催概要】 日時:2025年9月17日(水)14:00~16:00 会場:東京農業大学 国際センター(世田谷キャンパス)2階会議室+オンライン聴講 主催:一般社団法人 情報科学技術協会(INFOSTA) 共催:特定非営利活動法人 日本農学図書館協議会(JAALD) 定員:会場参加: 先着50名 <座談会詳細・申込先>SLA最後の年次総会から考える―情報専門職が集う“場”のこれから https://www.infosta.or.jp/seminars/semi20250917/ ------------------------------------------------------------------- ◆シニア情報知識学研究部会2025年度第2回卓話会(通算第25回) 話題提供者:門倉 百合子氏 (司書、『70歳のウィキペディアン:図書館の魅力を語 る』(郵研社 2023)著者) 日程:2025年10月8日(水)15:00-16:30 場所:紀伊國屋書店 新宿本店3Fアカデミックラウンジ  新宿区新宿3-17-7 参加:無料。非会員の方の参加も歓迎いたします。会場参加は20名定員先着順。  ハイブリッド開催です。参加申込み時に現地参加あるいはオンライン参加を選択ください。 参加申込: 以下のサイトの参加申込みフォームからお申し込みください。   http://www.jsik.jp/?senior 話題:「ウィキメディア・ムーブメントに魅せられて」 2001年から始まったインターネット上の百科事典であるウィキペディアに、私は2016年か ら記事を書き始め、その経験をまとめた本を2023年に上梓しました。また画像や音声を集 積するウィキメディア・コモンズなど、ウィキペディア以外のプロジェクトにも参加し、 そうしたプロジェクトを総称するウィキメディア・ムーブメントに関わる中で、世界中の ウィキメディアンとの交流が始まりました。ボランティアの協働により推進されているこ のムーブメントに私が如何に魅せられていったか、お話ししたいと思います。 なお、10 月に出展する図書館総合展についてもお話しする予定です。 お問い合わせ先:jsik.onlineseminar2021(At)gmail.com ------------------------------------------------------------------ ・このメールマガジンは、図書館情報学や図書館に関する情報の提供を主な  目的として、当学会会員(希望者)を対象に月に2回(中旬・月末)発行されています。 ・掲載を希望される場合(非学会員も可)は、記事原稿を当学会総務委員会 (somu@jslis.jp)まで電子メールにてご送付ください(「件名」は「メール  マガジン掲載希望」)。なお、送付いただいた記事原稿は編集する場合が  あります。掲載までに時間がかかる場合や掲載できない場合があります。 ・メールマガジンの配信先変更は当学会ウェブサイトの会員情報の変更を参考  の上(https://jslis.jp/membership/modification/)、当学会事務局までご連絡  下さい。 ・このメールマガジンは、等幅フォントで最適化されています。 ・バックナンバーは、当学会ウェブサイト (https://jslis.jp/publications/emagazine/)に掲載されています (発行から一定時間経過後に掲載いたします)。 --------------------------------------------------------------------