日本私立大学連盟からの提言について(続報)

日本図書館情報学会・会員の皆様

一般社団法人日本私立大学連盟の「ポストコロナ時代の大学のあり方~デジタルを活用した新しい学びの実現~」について、連盟の事務局から当学会への説明文書を受け取りました。詳細につきましては連盟のページ
https://www.shidairen.or.jp/topics_details/id=3412
をご覧ください。今後は、38条の改訂の中身や、現在の大学図書館員に必要な知識やスキルについて議論していくことになります。
学会活動を通じての活発な議論をお願いいたします。

会長 岸田和明

(以下、2021年9月22日公表)
この7月に、一般社団法人日本私立大学連盟から「ポストコロナ時代の大学のあり方~デジタルを活用した新しい学びの実現~」が公表されました。
https://www.shidairen.or.jp/files/user/20200803postcorona.pdf
この中で、中長期的に検討が必要な課題として、大学設置基準「第 38 条(図書等の資料及び図書館)」の削除が提案されています。そのほか「司書が・・・形骸化している」(p.14)という文も含まれており、学会としては、看過できる内容ではありません。

今後、他の組織・団体とも連携しつつ、この問題に対応していく所存です。
会長 岸田和明

(ご参考)大学設置基準:
https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/koutou/053/gijiroku/__icsFiles/afieldfile/2012/10/30/1325943_02_3_1.pdf